補聴器 【その1】 耳の老化は40歳頃から始まる

耳の老化は40歳頃から始まる?  

聴力の低下は、ほんの少しずつ進む

人は誰でも年をとると耳が悪くなっていきます。聴覚の感度が一番いいのは

青年期で、平均的な聴力レベルである 0デシベルは、耳に病気のない20歳

前後の人の聴力を基準にしています。 そして、目が老眼になるようにおよそ

40歳頃から人の聴 40歳頃から人の聴力は衰え始めます。左下の図を見て

みましょう。

加齢による老人性難聴は、低い周波数 の音に対する感度よりも、高い周波

数 (2000ヘルツ以上)の音に対する 感度から悪くなっていきます。聴力の

低下は、ほんの少しずつ進んでいくの で、本人は気がつかない事の方が多い

ようです。しかし、70歳代になると 高い周波数の音に関しては、ほぼ確実に

中等度の難聴になってしまうのが普 通です。

なぜ、高い音から聞こえなくなるか?

その理由は内耳の細胞の並び方と関係があるようです。高い音を受け持つ

細胞はいちばん手前にあります。低い音を受け持つ細胞は奥のほうにありま

す。手前は全ての音が通るため、磨耗が早いと考えられているのです。

ヘッドホンの大音量や騒音の多い職場 などにいると、感度の高い

4000ヘルツ付近の聴力が落ちてしまいます。

 

話の内容がわかりにくい老人性難聴

ですから、一般に難聴というと、全 ての音が聞こえにくいと思われがち ですが、

実は高い音だけが悪くなっ たために「聞こえてるけど、内容が よくわからない」

「聞き返すことが 多くなった」「TVのボリュームが 大きくなった」「大勢の中だと

聞き づらい」ということが増えてきます。 意外と忘れがちな耳の老化。一度

ご自分の正確な聴力を測定してみて はいかがでしょうか?